韓国での映画鑑賞、おすすめです

突然ですが、皆さん最近、映画観てますか?「観てるよ!」という方、「映画館」で映画観てますか?日本人の映画離れが叫ばれて久しいですが、それはデータにも現れています。2017年の、日本人1人当たりの1年間での平均映画鑑賞数は1.4本、しかし韓国は約3倍の4.2回なんです。これだけ、映画が人々の生活に浸透している韓国。映画に関連した仕事をしている身としては、日本の人にも韓国の映画館のすばらしさをもっと知ってほしいなと思っています。

韓国の映画館のすばらしさを簡単にまとめるなら、個人的には以下の3つです。

①安い
②多様なスクリーン・サービス形態が楽しめる
③映画館自体が飽きない

①の安さで行くと、最大手のCGVの場合1万2千ウォンが一般料金。1,000ウォン=100円の単純換算でも、日本のスタンダードになりつつある1,900円に比べかなりお得です。かつ、早朝割引や見づらい前の席だと割引されるなど割引も豊富。この安さが生活に根付いている理由の一つかもしれません。

②ですが、韓国は4D映画発祥の地。そのことからも分かるように、新たな映画鑑賞のスタイルを常に提案してきました。カップルシート、個室といったものにとどまらず、レストラン一体化型、寝ながら見られる映画館、LEDスクリーンなど日本にはないものもたくさんあります。

③は、ポップコーンとコーラを売るコーナーやショップだけにとどまらず、映画館にVRゲームコーナーがあったりカラオケがあったり、映画館内でもっと滞留してもらう仕組み構築に取り組む映画館も増えてきました。

また、映画鑑賞というフォーマット自体は同じでも、その体験を通じて文化的な差異に気づいたりするもの。個人的には、ラストシーンが終わってエンドロールに入った瞬間に皆さん帰り出すのが私には衝撃でした。さすが、パリパリ(早く早く)の国ですよね。

今年の日本映画界は「天気の子」や「アナ雪」の大ヒットに沸きましたが、韓国での映画鑑賞はまた一味違った体験です。ぜひ一度、韓国の映画館に是非足を運んでみてくださいね。

写真は4DXと270度スクリーンのScreenXが楽しめる4DX Screenの入り口

永井宏志郎事務所(Koshiro Nagai Office)

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