韓国で結婚せずに永住権を取得した話

最近、私のように韓国企業で働くなど、駐在員としての期限付きではなく韓国で働かれる日本人の方が増えてきたなと身をもって感じています。

韓国というエキサイティングな環境で働くのはもちろん楽しいのですが、どこまでいっても「外国人労働者」である身に降りかかる問題はビザです。

私も色々なビザ種類を韓国で取得しながらこれまでやってきましたが、やはり目標にしていたのは永住権。永住権を取れば、更新までの10年間はビザ更新の憂いから解放され自由に働けるため、E7ビザの頃からこれを頭に入れていました。

韓国の永住権には27もの種類があります。

この中で私が申請したのはF-5-10という種類になります。

私の場合、韓国で取得した文系の修士号があり継続して3年以上韓国企業で働いていたため、この種類での申請となりました。他の種類でも将来的には申請できる可能性はあったのですが、私にとって最短で申請できるF-5-10で申請となりました。

私のビザ遍歴や今回の永住権の申請書類については過去のブログを参照ください。

取得までのスケジュールとしては下記のような形でした。

2022年9月:居住ビザを取得

2022年10月~:間髪入れず永住権の申請書類を集めはじめる

2023年1月:永住権申請

2023年10月:永住権許可

居住ビザでも2~3か月のうちには出たことを考えると、1年近く待ち続けた永住権は地味にストレスでした。

申請時の窓口では「通常8か月~12か月程度かかる」と言われたので、丸8か月を過ぎたころからはすがる思いで1345に電話したり、 許可が下りると最初に反映されると言われるHi Koreaの체류만료일 조회(在留満了日照会)ページにいたっては毎朝見ていたぐらいです。

なので許可を知らせるショートメッセージを受け取ったときは、思わずガッツポーズをしてしまいました。

永住権の申請種類の選択にあたっては皆さんに合ったものを選ぶことが大事ですが、私のケースが誰がの参考に少しでもなれば幸いです。

(写真:ソウル出入国管理局にて)

永井宏志郎事務所(Koshiro Nagai Office)

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